内藤先生の咬合調整講演を聞いて
先日、内藤先生の咬合調整に関する講演を聞く機会がありました。臨床55年という圧倒的な経験に裏打ちされたお話は非常に興味深く、私の今後の歯科医師人生において大きな財産となるものでした。
特に、咬合の重要性や微調整のポイントについての実例を交えた説明は、普段の診療に直結する内容で、即座に応用できるものでした。これほどの経験を持つ先生が来年引退されると聞き、大変残念に思います。内藤先生が築いてこられた知見が次の世代にしっかりと引き継がれることを願ってやみません。
また、講演の中で「デジタル技術が進化する中で歯科医師がどのような立ち位置を取るべきか」についても触れられました。短い時間ではありましたが、内藤先生のご意見には深い洞察があり、私自身も大いに共感する部分がありました。技術の進化に伴い、私たちが忘れてはならない本質的な部分、そして患者さんへの最善の治療を提供する姿勢を常に意識していきたいと改めて感じました。
この貴重な講演を聞く機会を得たことに感謝しつつ、日々の診療に活かしていきたいと思います。